エンディングノートと遺言書の違い

エンディングノートと遺言書のいちばんの違いは、「信用力」の差です。

信用力が高い文書とは、「書いた人があなた本人で、書かれている内容が、あなたが本当に望んでいることだと、誰にでも信用してもらえる文書」ということです。

遺言書は法律に従って作成するものなので、信用力が高いものです。例えば、お亡くなりになった後、預金を相続する方が公正証書遺言を持って銀行に行くと、スムーズに払い戻し手続ができますがエンディングノートでは受け付けてもらえません。

これは銀行が払戻しにあたって後々トラブルにならないよう、文書の証拠力を見ているからです。

一方でエンディングノートは遺言書に書ききれないような希望なども伝えられますので、必要に応じて使い分けられることをおすすめします。

また遺言書にも種類があり、信用力の高いものと、低いものがあります。